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上海女子&ソウルの青年と奈良 英語ボランティアガイドレポート

英語で観光ガイド☆レポート

JR奈良駅で待ち合わせしたのは上海から来られたお嬢さんとソウルから来られた青年の二人組。二人は京都で同じゲストハウスに滞在中。

待ち合わせ場所や時間はフィスブックを使って決めています(所属団体の人がフェイスブックでグループを作ってくれます)

おすすめコースを提示したあとは奈良で行きたいところをヒアリング

ゲストに奈良で一番行きたいところはどこ?と聞くと「奈良公園」と答えがかえってくることが多いです。ついで東大寺(大仏様)の名前があがります。

意外ですが春日大社の名前が一番手、二番手にあがることはあまりありません。それほど奈良公園のシカと東大寺の大仏様がクローズアップされているということでしょうね。

2枚の写真は春日大社参道の途中で撮ったものです。夏のオス鹿の角はかっこいいんですよね。おそるおそる近づいて一緒に記念写真を撮ることも多くあります。

雄鹿は季節によっては気が荒くなることがあります。近づくのも自己責任。

初夏~盛夏あたりはまだいいのですが、8月下旬あたりからはオス鹿のそばへ近寄るには注意が必要です。

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秋が近づくと鹿の恋の季節に入ります。オス鹿は自分のなわばりを守ろうとするんです。近づくと「おれ様に近づくな」と言わんばかりに威嚇するような態度をとります。ちょうど頭を持ち上げるようなしぐさをするのですぐにわかりますよ。

鹿についての説明や案内はシーズンによりかえるようにしています。

夏の奈良公園は親子連れの鹿の姿も

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鹿の出産時期は5月中旬~8月ころ。夏に奈良公園へ行くと可愛い赤ちゃん連れのお母さん鹿の姿を見ることができます。

親子の可愛い姿は本当に微笑ましいですね。ただ赤ちゃんに鹿せんべいをあげようとして逃げられてしまったりするこもよくあります。小さすぎると人間慣れしていなくて怖がるんですよね。

若草山のふもとには鹿が群れをなしています

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東大寺大仏様を見たあとはお水取りで有名な二月堂へ行くのが定番コース。そのあと向かうのは若草山山麓です。広々とした山のふもとで群れをなして座っている姿は東大寺参道のそれとは少し趣が異なります。

基本的にウオーキングで楽しむ奈良観光。このあたりから疲れが出はじめる方が出てきます。

この先のコースをどうするかは若草山へたどり着いた頃に調整します。歩き続けるか休憩をとるかバスに乗るかが考えどころ。土日祭日はぐるっとバスという百円バスが魅力的なルートで運行されていて便利です。(平日は若草山からバス停が遠いので困ります)

要所要所のバスの時刻表はスマホで写真に撮ってあるのでバスに乗る可能性も考えて歩くスピードを調整もします。

バス停近くまでは早めに到達。そしてバス停の前には5分前に着くようにします。早すぎても遅すぎてもダメ。時間調整はすぐ直前で鹿と遊んだり、道端のものを取り上げて説明したりと時間かせぎをします。

基本的な鹿との触れ合い方は最初に説明をします

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鹿せんべいを買おうものならあっという間に多くの鹿に囲まれます。

掌を鹿に向けて手を大きく広げます。そして「ナイ!」と言います。賢い鹿はこれであきらめてくれます。広げた手をしっかり見せることが肝心ですよ。

奈良公園には人力車が多くあります

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東大寺参道の入り口付近では人力車のお兄さんがいて「乗りませんか~!」と威勢のいい声をあげています。

私は人力車に乗せてもらった経験ゼロですが、面白いトークにたくさんの写真撮影などとても楽しそうです。その分お値段は少々しますけれどね。

人力車は日本語ではJinrikisya です。そのまま使ってもいいと思いますが一般的に英語に訳す場合は、ricksha(rickshaw)になります。人力車のお店のホームページで見てもその訳語が使われていることが多いですね。

中学生や高校生の制服は人気!

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奈良を歩いていると遠足や修学旅行の学生さんとよくお会いします。制服姿が可愛くて「一緒に写真をとってもいいか、頼んで!」と頼まれることもあります。

奈良町にぎわいの家

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ならまちにある「奈良町にぎわいの家」は築100年の町屋です。観光客に一般無料開放されています。

畳部屋、床の間を見たり、ふすまや障子の説明をしたりと日本家屋を紹介するピッタリの場所です。お茶室もあり、「にじり口」の小ささに驚くゲストの方が多いです。そうですよね、あんな小さな入り口がお客様がいらっしゃる玄関のようなものなんですからね。

「奈良町にぎわいの家」は午後5時に閉まります。4時45分頃になると雨戸をしめたりなど閉める準備が既に始まる場合が多いです。

朝の出発時間が遅かったり、奈良公園内をゆっくりまわり過ぎていると行くことができません。ご案内したいのは山々ですが、時間切れになるといつも残念だなと思っています。

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