アメリカから来られた素敵なカップルを奈良案内。陽気なお二人で笑い声がたえませんでした。東大寺大仏殿前にて(大仏様がおられるところ)
京都の醍醐から奈良へ向かったお二人は電車の乗換に失敗。待ち合わせ場所に約1時間遅れて到着。待つ身としては1時間はちょっと長かったですね!
今後のゲストには交通案内を事前に送るように心がけ
その後この教訓をいかしてゲストには事前に交通案内(乗換案内付き)をなるべく画像もそえて送るようにしました。
宿泊されているホテル(ゲストハウス)の最寄りの駅名、JRパスを持っているかどうか、近鉄特急を使用するかどうか(別途料金がかかる)などをお聞きして方法を考えます。
たとえば京都から来る場合、近鉄電車1本で、JR線1本で、京阪電車+近鉄電車、京都地下鉄+近鉄電車など様々な乗換パターンがあるので結構ややこしいです。
一番簡単なのは近鉄京都駅から近鉄奈良駅への直通近鉄特急を使う方法です。(約35分で近鉄奈良駅に到着)
東大寺大仏殿の柱の穴くぐり
東大寺大仏殿には大仏様がいらっしゃいます。大仏様のまわりはぐるっと回る形で歩けるようになっています。そして大仏様の後ろ側右側にはこんな風に四角い穴があいた柱があるんですよ。
その前にはいつも行列ができています。「何あれ?みんな何で並んでるの?」とゲストさんは興味津々。
柱の穴の大きさは大仏様の鼻の穴とほぼ同じ大きさ。穴を通り抜けることができれば頭がよくなる、幸せになれると信じられています。
Anyone who can pass through this hole will become intelligent and happy.
私がアテンドしたゲストさんは「頭がよくなる」と聞いてチャレンジする人が20%くらい。チャレンジした人はほとんどが成功されています。
鼻の穴はnose hole じゃない!
最初の頃、鼻の穴のことを「nose hole」な~んて言っていた私。「鼻の穴」は「nostrils」と言うんだよって教えてもらいました。
ちなみに耳たぶは「ear lobe」、まぶたは「eyelid」、瞳は「pupil」、こめかみは「temple」と言います。
体のパーツや身の回りの物の言い方って結構知らないなと反省。
その後アルクが出版している本、起きてから寝るまで英単語帳―身の回りのものを全部英語で言ってみよう! で少しづつ勉強しています。場面別に分かれていて絵がふんだんに使われているので楽しみながら英単語を学べますよ。
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起きてから寝るまで英単語帳―身の回りのものを全部英語で言ってみよう!
大仏殿柱の穴くぐり成功!
ご案内したアメリカからのカップル、お二人とも見事成功です!
ご朱印
私がご案内したゲストさんでご朱印帳を持っておられたのはこのカップルが初めてでした。意味をきちんと理解して集められていたのでちょっとした驚きでした。
これを機会に「ご朱印」についてゲストさんに説明をするようにしました。
ご朱印:Vermilion seal or stamp
ご朱印の色は「red」ではなく「vermilion」
ご朱印を集めるのはただのスタンプラリーではないこと、ご朱印帳のことなどを折りまぜて説明をします。「日本へ着いた時点で知りたかったな。既にいくつか神社仏閣へ行ってしまったよ」と残念そうにする方も少なくはありません。
特別にお願いして写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。
書道に興味があるゲストさんが多く、墨書きの優雅さと魅力的な朱色の押印が魅力的なんでしょうね。
何て書いてあるのかを教えてほしいと言われることもたびたび。
お寺や神社の名前、参拝した日付などを書いていただけます。
the name of the temple or shrine, the date of the visit etc.
東大寺では「華厳」の文字も書いていただけます。(東大寺は華厳宗大本山です)
この日はお礼にと夕食に誘っていただき、楽しい夜もご一緒しました。